院長ブログ

歯周病菌を飲み込むと・・・・・

秩父市の楽しい歯医者さん
落合歯科医院 院長 落合貴史です。
歯周病菌が、全身の病気に関与していることが
一般にもよく知られるようになりました。
6月18日の読売新聞の記事です。
ここから
 歯周病の原因となる細菌をのみ込むと
腸内細菌が変化して様々な臓器や組織に炎症を
起こすことが、新潟大大学院医歯学総合研究科の
山崎和久教授(58)のグループの研究で明らかになった。
歯周病が動脈硬化や糖尿病などのリスクを
高めることは知られており、口腔内の衛生管理が
全身の健康を保つことを裏付ける研究結果として
注目されそうだ。
 これまでは、歯周病になった歯茎などの患部から
細菌などが侵入し、全身を循環して血管や脂肪組織、
肝臓などに炎症を起こすと考えられていたが、
具体的な立証はされてこなかった。
 研究では、歯周病の原因菌の一つを
マウスの口に投与したところ、
腸内細菌のバランスが崩れ、腸壁の細胞の間に
生じた隙間に悪玉菌が侵入した。
これによって、悪玉菌の毒素が分解されずに腸から吸収され、
血液を通して様々な臓器に広がることが証明された。
 これらの変化は、肥満や糖尿病でみられる特徴と
似ているため、歯周病が全身に悪影響を及ぼすこと
の解明につながる可能性が高いという。
 山崎教授は
「早い時期からの口腔管理が、
将来的にメタボリックシンドロームなどのリスクを
減らすことにつながる。新たな治療法の確立に
つながってくれれば」
と話している。
ここまで
飲み込むだけで 腸内最近のバランスが崩れ
それがきっかけで、様々な病気を引き起こしている。
飲み込んだものですよ。どこかの傷口から入り込んだのではなく。
「口は命の入り口」 考えてみれば
至極当然。
みなさん ご飯を食べるときに使う食器は
きれいに洗ってある物を使いますよね。
台所のシンクに何日も放置された
使用済みの食器に、ご飯をよそって食べられますか?
考えただけでも気持ちの悪いことです。
歯周病になっているお口の中は
まさしく洗っていない食器のような状態
いや それよりもさらに期待ない状態です。

病巣疾患(病巣疾患)という言葉があります。
病気になるには原因があります。
その原因となっているのは、病気が起こっている
場所と違うことがあります。
たとえば、掌蹠膿疱症という病気があります。
これは手のひら(掌蹠)足の裏(足蹠)に嚢胞が出来、
浸出液や痛みを生じる疾患です。
この病気は、扁桃を摘出することによって
症状が改善することがあります。
病気は、手のひら、足の裏で起こっているのに、
病気の原因(病巣)は、ノド(扁桃)にあったのです。
これを病巣感染と言います。
口の中の歯周病と、リウマチ 糖尿病 心筋梗塞
脳梗塞 早産 骨粗しょう症 など
様々な病気に関係しているのです。
関係しているだけではなく
原因となっている場合が多くあるのです。
これからますます歯科が健康長寿に
貢献できる時代になるでしょう。
病気になってからでは遅いのです。
病気にならないように、歯科医院で
ケアを受けることを強くお勧めします。
口と全身の健康のために。
今からできることを、すぐにはじめましょう。