歯の豆知識

歯肉の腫れ(浮腫)はこうして起こる

歯周病の予防に力を入れている秩父の歯医者さん

落合歯科医院  歯科衛生士 武藤です🤗

只今、子育て奮闘中です💓

今回は歯肉の腫れについてのお話です😊

プラークが歯の根元に付着すると、歯肉組織内の細い血管が充血すると同時に、血管の透過性が高くなります。透過性高くなることを血管透過性亢進といいますが、これは血管内の物質(血液成分)が血管壁から外に漏れやすくなることを意味します。

血管の内側には血管内皮細胞があり、内皮細胞同士が手をつなぐようにして血管の「腔」を作っています。

ところが、プラークの刺激によってケミカルメディエーターが作られると、これが内皮細胞にはたらき、細胞が縮んだり、壊れたりします。その結果、隣の細胞と繋がっていた「手」の部分が離れて、細胞と細胞の間に隙間ができます。隙間は少しずつ広くなる(血管透過性亢進)のですが、この隙間を通って血液成分が血管の外に漏れていきます(これを滲出といいます)。

はじめは隙間が狭いので、出ていくのは分子量の小さな液状成分ですが、隙間が広がるにつれて、分子量の大きな血清成分や血漿成分に加え、細胞成分である好中球やマクロファージも漏れ出ていきます。たくさんの液状成分や血清、血漿成分が血管の外に出て、その部位に溜まると組織は腫れていきます(これを浮腫といいます)。

つまり、歯肉が腫れるのは、プラークの毒素にのって血管の透過性が高まった結果、液状成分が血管の外に漏れ出て、浮腫を生じるからなのです。

みなさん、ホームケアとプロケアで歯肉が腫れないように一緒に頑張りましょうね💕

次回は素直で勉強熱心、新井が「超音波スケーラーは歯周病に効果あり  その1」をお伝えします🤗

 

秩父市相生町8-9

落合歯科医院

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