みなさんの周りにタバコ吸う方はいらっしゃいますか?🚬
「タバコを吸うと歯茎が黒くなる」というのは、成人男性などでよく見られる現象として知られています。タバコに含まれるニコチンやタールが血管を収縮させ、血流を悪くするほか、メラニン色素の沈着を促進するためです。
では、タバコを吸わない子供の場合はどうでしょうか?
答えは、「子供でも受動喫煙によって歯茎が黒くなることがあります」

これは、子供自身がタバコの煙を吸い込む(受動喫煙)ことで、体内にタバコの有害成分が取り込まれ、成人と同様のメカニズムで歯茎のメラニン色素が沈着してしまうためです⚠️
喫煙本数との関係🚬
さらに、乳幼児(赤ちゃんから幼稚園児まで)を対象とした調査では、ご両親のタバコの喫煙本数が増えれば増えるほど、お子様の歯茎の着色が増えることも分かっています

「家族が外で吸っているから大丈夫」「換気扇の下で吸っている」と思われている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし、タバコの煙は想像以上に周囲に影響を与えます🚨🚨
3歳児のむし歯罹患率の調査🔍
3歳児健診のデータを用いた調査では、衝撃的な結果が出ています✋🏻
両親ともタバコを吸わない:むし歯があるお子様は約18%
両親とも吸う:むし歯があるお子様は約34%
母親のみ吸う:むし歯があるお子様は約39%(最も高い😳)
このように、母親の喫煙がお子様のむし歯リスクを最も高める要因であることが分かります🦷🦠
なぜ受動喫煙でむし歯が増えるの?
まだ完全には解明されていませんが、いくつかの理由が考えられています。
唾液の性質が変わる:タバコの成分により、唾液の「むし歯菌を殺す力」や「お口の中を中性に戻す力(緩衝能)」が低下する可能性。
免疫力の低下:ニコチンが免疫細胞の働きを抑え、むし歯菌への抵抗力が落ちる可能性。

お子様のお口の中の有害成分(コチニン)濃度と、最も関係が強かったのは喘息や気管支炎ではなく、実は「むし歯」だったという調査報告もあるほど、受動喫煙とむし歯の関係は深刻です。
禁煙すれば、歯茎の色は元に戻ります!
診療現場で禁煙された保護者の方からは、「タバコをやめると、ゆっくりですが(お子様の)歯茎の色がピンク色に戻ってきた!」という声をいただくことがあります。
メラニン色素の沈着は、タバコの刺激がなくなれば、体外へ徐々に排出され、健康なピンク色の歯茎へと戻っていくのです。
お子様のために、家族で禁煙を考えませんか?😌
タバコは、お子様の歯茎を黒くし、むし歯を増やし、将来的な健康リスクを大幅に高めます。
もし、お子様の定期検診で「歯茎が黒ずんでいる」と指摘されたり、むし歯が急に増えたりした場合は、一度ご自身の喫煙習慣を見直すきっかけにしていただければ幸いです。







































