歯の豆知識

タバコは「見た目」と「口」の老化を早める?歯科から見た喫煙の影響

こんにちは!

落合歯科医院の武井です🪥

「タバコは体に悪い」とよく聞きますが、具体的にどんな影響があるのでしょうか。

今回は、歯科の視点からタバコが体や口に与える影響についてわかりやすくまとめます。

🚬タバコで老けて見える理由🚬

有名な比較写真があります。双子のうち1人が喫煙者、もう1人が非喫煙者というものです。40代後半になると、喫煙している方はシワが増え、肌のたるみも目立ちやすくなります。

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なぜでしょうか?

タバコにはニコチンや一酸化炭素が含まれています。

ニコチンは血管を収縮させ、血流を悪くします。すると肌に必要な酸素や栄養が届きにくくなり、ハリやツヤが失われます。

さらに一酸化炭素は、赤血球が運ぶ酸素の邪魔をします。

酸素不足になることで、特に顔や皮膚など体の表面は影響を受けやすく、くすみや老化が進みやすくなるのです。

🌿ニコチンはもともと「植物の毒」🌿

意外かもしれませんが、ニコチンはタバコの葉に含まれる天然成分です。

植物は動けないため、虫や動物に食べられないように自分を守る物質を作ります。そのひとつがニコチン。つまり、もともとは害虫から身を守るための毒です。

人間はこれを嗜好品として利用していますが、細胞レベルで見るとやはり有害。長期的にはがんなどの病気のリスクも高めます。

歯や歯ぐきへのダメージも大きい

タバコの影響は口の中にもはっきり現れます。

喫煙者によく見られる変化は

  • 歯の黄ばみ・着色
  • 口臭
  • 歯ぐきの黒ずみ
  • 歯周病の悪化
  • 傷の治りが遅い

特に怖いのが歯周病です。

ニコチンで血流が悪くなると、歯ぐきに十分な酸素や栄養が届きません。すると免疫力が下がり、細菌に対抗しにくくなります。

さらに厄介なのは、喫煙者は歯ぐきの出血が起こりにくいこと。普通なら炎症があると血が出て異変に気づきますが、血管が縮んでいるためサインが出にくいのです。

その結果、気づいた時にはかなり進行していたというケースも少なくありません。

🧫インプラントにも影響🧫

喫煙はインプラント治療にも悪影響があります。

インプラントは骨としっかり結合することが重要ですが、血流が悪いと治癒が遅れ、結合しにくくなることがあります。

つまり、喫煙者はインプラントの成功率が下がる可能性があるということです。

治療前後の禁煙を勧められるのはこのためです。

🚭禁煙で変わること🚭

「今さら遅い」と思う必要はありません。

禁煙すると、時間とともに血流や酸素状態は改善していきます。肌の調子、口臭、歯ぐきの状態にも変化が出やすくなります。

歯科医院でも禁煙指導を行っているところがあります。タバコをやめたいけれど難しい場合は、医療の力を借りるのも選択肢です。

✏️まとめ✏️

タバコは肺だけでなく、肌・歯・歯ぐき・骨にも影響します。

特に歯科では、喫煙しているかどうかで口の状態が大きく変わることがあります。

毎日少しずつ積み重なるダメージだからこそ、早めの対策が大切。
未来の自分のために、今日からできることを始めてみませんか?