歯の豆知識

歯みがき好きな子に育てよう😃パート6

秩父市相生町の歯医者さん 落合歯科医院 落合明子です。

今週は、5歳の歯みがきについてです😃

大人の歯への生え変わりの準備が始まります。

「新しく生えてくる大人の歯をむし歯にしないようにしましょう。それにはどうしたらよいかな」と一緒に考えるとよいですね!!

だんだんと手鏡を持ち見ながら磨くことができるようになります。U2

手鏡を見ながら歯みがきをすると、的確に歯ブラシを歯に当てることができ磨き残しが少なくなります。「ここの歯、見える?ここに歯ブラシ当ててごらん」と声をかけると、今まで上手に磨けなかったところに歯ブラシが届きます。ゲーム感覚で楽しみながらおこなってみてください。

 

しかし・・・

下の奥歯の内側は、舌があるため磨くのが難しい場所、「ここを磨かなければ」と意識をもっていない子がたくさんいます。磨き残しが多く、歯ぐきに炎症を起こしやすいところ、また虫歯になりやすい場所です!!子どもに手鏡で口の中を見せながら歯ブラシで舌をよけるようにして内側の面を見せながら「ここも磨くんだよ」と声をかけると、上手に磨けることがあります。また、お父さんやお母さんがお手本を見せてあげるとよいです。images.8

 

仕上げ磨きの時に子どもに手鏡を持たせ自分の口の中を見せながら磨けていないところの磨き方を教えながら仕上げ磨きをおこなうと歯みがきが上達していきます。

 

生えてくる大人の歯を一緒に待ちわびる😃

大人の歯への生え代わりは個人差がありますが生え代わりを前もって予告すると、子どもはそれだけでもワクワクします。images9

待ちわびた状態で、子どもの歯がグラグラし、抜けて、大人の歯が生えてくると「大人の歯を自分で大切にしよう」と思うようです。その気持ちが、生えてきた歯をていねいに磨くことにつながります。生えたての歯は、むし歯にもなりやすいので頑張って歯ブラシをしていきましょうね😃

次回は、6歳の歯みがきについてです!!